研究目的

 本物に限りなく近いが本物ではないメディア(音声、画像、映像、文書など)の流通が、社会的脅威となりつつある。親族・知人の声色を真似ることによる老齢者への特殊詐欺はこの典型例であり、このようなメディアの受け手を、メディア情報の生成解析技術を援用して防御することが、安全安心社会の実現に向けて喫緊かつ重要な課題である。本研究では、実空間で取得される実体を表す真正メディアに限りなく近いが本物ではないメディアをメディアクローンと呼び、メディアクローン攻撃を防御するコミュニケーション系の設計と実現に関して考察すると共に、メディアクローンの生成・認識法など、その系を構成する要素の具体化を目的とする。
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